- 公開日:
- 最新更新日:
【数字で見る東京都デジタル人材】公務員試験準備はどれくらい必要? キャリア活用採用 編
- コラム記事
- 採用
東京都では2021年度よりICT職の採用を実施しています。
ICT職とは、都政課題とICTの双方に精通し、ICTを活用して課題解決を図り、東京都のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を担う都の職員です。ICT職の採用には次の2種類があります。(年齢はいずれも令和7年4月1日時点)
・新卒・既卒者等向け(Ⅰ類B(新方式)):22~29歳の方を対象
・経験者向け(キャリア活用):61歳未満の、一定以上の職務経験のある方を対象
参考:東京都デジタル人材採用情報サイト「採用種別」
今回は、キャリア活用採用選考について取り上げて、どのような選考を行っているのかご紹介したいと思います。実際にキャリア活用採用で東京都に入庁し、ICT職として働く職員が前職ではどのような業種で働いていたのかについても掲載しています。
みなさんは公務員の経験者採用と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
東京都ではデジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」という概念を示し、その実現に向けた施策を都庁横断的に実施しています。
今回、令和6年度は様々な分野における行政需要を踏まえ、過去最大規模の30名の採用を予定しています!
採用後は、民間企業等でのキャリアや実績を活かせる分野を中心として、力を発揮していただきます。
キャリア活用採用で入庁したICT職の前職は、情報通信サービスが43%と最も多く、次いで、国・自治体、機械・電気製品製造となっており、様々な業種出身の方が活躍しています。
公務員試験と聞くと試験対策が大変というイメージもあるかもしれませんが、キャリア活用採用選考では職務経歴書やエントリーシートといった書類選考、SPI3による基礎能力検査なので、公務員試験特有の教養試験の対策が必要ないことが特徴です。
※指定する資格等を有する人には、専門試験を免除します。詳細は6月3日(月)公表の選考案内をご確認ください。
試験日程が既に決まっていることや各選考が土日に実施されるため、現在就業中の方も受験がしやすくなっています。また、採用日が4月1日からなので、最終合格発表から余裕を持って準備することも可能です。
このように、ICT職を対象としたキャリア活用採用選考では、令和6年度の採用予定者数が30人と近年で最大規模となっており、より多くの方が民間企業等でのキャリアや実績を活かして、都政で力を発揮できるようになっています。あなたも自身のスキルを行政で活かしてみませんか。次のキャリアにぜひ、東京都のデジタル人材という選択を。