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【令和6年度新規採用ICT職】副知事講話・座談会レポート
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令和6年度に新規採用されたICT職向けに説明会・座談会を開催しました。
本記事では、その内容をレポートします。
東京都副知事 宮坂 学(みやさか まなぶ)
1997年ヤフー株式会社入社、2012年同社代表取締役社長、2018年同社取締役会長を歴任。ヤフー退社後の2019年7月東京都参与に就任、同年9月に副知事に就任、2023年9月に再任し、CIOとして都政のデジタル化を推進中。2023年9月に事業をスタートした「GovTech東京」の代表理事に就任。
また、東京を世界で最もスタートアップフレンドリーな都市にするための戦略にも取り組み、2024年5月に開催したグローバルスタートアッププログラムの実行委員長を務めた。
宮坂副知事のお話
まず最初に、宮坂副知事より新規採用者に向けて訓示がありました。
以下はその中で紹介された、仕事をする上で覚えておくべき7つのポイントとなります。
- 良い習慣を増やし、悪い習慣を減らす(習慣の力を身につけることで、成果が増える)
- 学び続ける習慣を持ち続ける(変化の激しい業界では、常に学び続ける必要がある)
- 良い仕事は良い休みが作る(体調が整っていないと、良い仕事ができないため)
- スキルだけでなく、人格も磨く(他者との仕事では、人格も重要となる)
- 「株式会社自分」を経営する(仕事だけでなく、プライベートも含めて充実させる)
- 来た時よりも美しく(異動等で組織を離れる際には、1ミリでも所属組織を良くしたと誇れる状態にする)
- ビジネス人生の中で、自分で登る山を決める(目指す高みを自ら決める)
ICT職の育成施策等について説明
続いて、ICT職に関する説明会が行われました。
ICT職の役割とは「都政とICTを結び付けて東京全体のDXを進めていくために、デジタルの力で東京の行政課題の解決を図る中心的な存在となる」こと、
そしてICT職の持つ専門性の維持・向上のための育成策やキャリア形成の考え方などをまとめた基本方針・考え方となる「東京都デジタル人材確保・育成基本方針ver2.0」についての説明がなされました。
その他、業務に必要なデジタルスキルを体系的に整理したデジタルスキルマップや、今後の育成方針・研修内容の紹介などを行いました。
座談会
後半は複数のグループに分かれて、座談会を実施しました。
同席している先輩職員に業務の不安点・疑問点を質問したり、新規採用職員同士で交流を深めることができました。
時折笑い声も聞こえ、和やかな雰囲気となりました。
ちなみに、本記事の写真に写っているイベント会場は「協働がイノベーションの起点となる、オープンでフラットなオフィス」をコンセプトとしているGovTech東京のイベントスペースです。和の空間として座敷も用意されており、リラックスしてお話することができたと思います!
このイベントスペースと同じフロアで、デジタルサービス局とGovTech東京の職員は執務しており、オープン&フラットな職場環境の下、両者が協働して東京のDX推進に取り組んでいます!
座談会後に参加者へ実施したアンケートでは
「職場に配属されて少し落ち着いたタイミングで、仕事への取り組み方の講話をいただけたことで、よりがんばろうという気持ちになりました。」
「先輩職員の貴重な話の他、同期職員の現状を知ることができ、有意義でした。」
「同期の名前も顔も全くわからなかったので、こういう場は有り難いです。」
といった感想をいただきました。
デジタルサービス局では、このようにICT職の方々の縦・横のコミュニティづくりなどもサポートしております。
今回は新規採用職員の方々に集まっていただきましたが、今回の企画をきっかけに、皆さんが仕事への意気込みを新たにし、先輩や同期とのつながりを深めながら、東京のDX推進に向けて活躍されることを祈念しております!
▼ICT職の研修に関する記事はこちら 【研修レポート】ICT職専門研修(基礎編) |