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都庁インターンシップ2025を実施しました!
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東京都では、大学生等を対象に実際の職場で仕事を体験できるイベント「都庁インターンシップ2025」を8月~9月に実施しました。
今回、ICT職に関心のある学生19名がデジタルサービス局で3日間のインターンシップに参加してくれました。本記事ではその内容の一部をお伝えします。
都庁インターンシップの概要
今回のインターンシップでは3日間を通して以下のプログラムを実施しました。
- 東京都が推進するDX事業、ICT職に関する説明
- 実習部署での業務体験
- オフィスツアー
- GovTech東京での業務体験
- 現場視察
- 実習部署での業務体験
- ICT職の若手職員との座談会
- 成果報告会 など
3日間という限られた時間の中でも、ICT職の業務内容やその魅力に触れてもらう機会をたくさん用意いたしました。
実際の様子
実習部署での業務体験
今回、参加した延べ19名の学生はそれぞれの部署に分かれて、業務体験を行いました。各部署が担当する業務内容の説明を受けたあとに、グループワークを行い、最終日には管理職の前で発表を行いました。業務体験の例をいくつか紹介します。
- 東京都で導入している電子申請フォームの改善案の提案
- 都庁周辺の電波実測、測定結果考察
- 生成AIプラットフォーム内でアプリ開発
- デジタルツイン3Dビューアを活用した課題解決策の提案 など

【都庁周辺での電波実測の様子】
インターン生は実際の職場で都民の目線に立つことの難しさを感じながらも、自らの言葉で解決策の提案を行いました。実際の業務に携わる職員から直接講評を受けることで新たな気づきも得られたようです。
GovTech東京での業務体験
GovTech東京は東京都庁と都内62の区市町村を含めた東京全体のDXを進めるため、2023年に設立された団体です。都庁各局や区市町村のDX支援などの事業を行っており、ICT職もジョブローテーションの一環で派遣され、団体で直接雇用された民間出身のエキスパート人材と共に働いています。
今回は業務体験の一環で、GovTech東京の職員に協力いただき、『生成AI』をテーマにしたグループワークを実施しました。
最初に職員からの説明を聞いた後、グループごとに地方自治体が抱えている課題を自分たちで選び、生成AIを活用した解決策の提案を行いました。グループごとに発表を行い、GovTech東京の職員からフィードバックをもらいました。

現場視察
デジタルサービス局の事業の1つである「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト」の事例を視察してきました。この事業はスタートアップの力を活用し、都民の生活をより便利に、より豊かにすることを目指しています。今回は大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」ゆかりの地として、台東区に開設された大河ドラマ館や周辺の史跡で導入されている歴史観光アプリ「GURURI」を体験しました。
周遊歴史観光アプリ「GURURI」 | 東京都スマートサービス実装促進プロジェクト
ICT職の若手職員との座談会
ICT職の先輩職員との座談会を実施しました。実際にどのような業務を担当しているのか、職場の雰囲気など積極的に質問している様子が印象的でした。HPを見るだけでは分からない職場の実態を聞ける機会ということもあり、和やかな雰囲気のもと、インターン生と職員の交流は大変盛況となりました。

参加者の声
参加者からのアンケート結果を紹介します。
- 今回のインターンシップを通して、都庁の職場を肌で感じることができた。どの活動も、インターネット上では聞けないような貴重なものだった。
- 質問をできる機会が多く設けられており、聞きたいことを全て聞くことが出来ました。また、ひとつの業務内容だけでなく、複数の事業について学べたことで、様々な面から都庁の目指すものを見ることができたことは良い経験になりました。
まとめ
今回、参加学生の方々にはインターンシップを通じて東京都ICT職の業務内容を体験していただきました。デジタルサービス局に所属するICT職だけでなく、事務職の職員をはじめ多くの職員との対話を通じて、「都民のために働く姿に憧れを持ちました」といった嬉しいお言葉をいただきました。3日間という短い期間でしたが、働く環境や職員の雰囲気が伝わったようです。
最初のオリエンテーションでは「具体的に働くイメージが湧かない」と話していた学生も、最後には「東京都で働くことのイメージが具体化した」とお話してくれました。
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